皆さんが良く耳にする、言葉ですね。
Bq・・(ベクレル) 放射性物質が放射能を出す能力。
食品や水、土壌などに含まれるかの示す時に用いられる。
Sv・・(シーベルト)人体への放射線の影響度合
日本の暫定規制値 放射性ヨウ素131 水・・300Bq 牛乳・魚介・・300Bq 野菜・・2000Bq 放射性セシウム 水・牛乳・・200Bq 野菜・穀類・肉魚・卵 500Bq
両方 1Kあたりの換算
1Kと野菜は一変に食べないので、県のHP等では50g換算で計算しているところもありますが
わかりやすい所で100gで考えるとわかりやすいと思います。
今回、セシウム137・・・13Bq 1K当たり → 100g 1.3Bq
mSvに換算・・・・0.0000169mSv
Svは単位が変わって、わかりにくいですよね。
1mSv・・・1000分の1 がμ(マイクロ) 0.001μSv
よく桁がすごいのでμ(マイクロ)よく使いますが
年間の許容量が みなさんご存知の
1mSv
単位を同じにすれば、どれくらいの量か比較しやすいので mSvでで計算しました。
この数値が、水 野菜 空気の合計で 1mSvまで ということ。
しかも 1.3Bqは洗浄して 50%半減 排出で10%~20%排出
さらに数値は低くなります。
(BQからSvへの計算式があるが、それぞれ ヨウ素・セシウム134・セシウム137と 計算式が違います。)
では 体内被曝が悪いというが、なんで悪いのか?どのような影響があるのか?
各物質のについて
「ヨウ素-131」 半減期5日~8日
ベータ線を放出して、キセノン-131(131Xe)となる。ガンマ線が放出される。
ベータ線による甲状腺被曝が大きな問題となる。ガンマ線による被曝は甲状腺以外におよぶが、その線量は小さい。
「セシウム-134 」半減期 約2年
ベータ線を放出してバリウム-134(134Ba)となり(99.9997%)、多くのガンマ線が放出される。
「セシウム-137」 半減期 約30年
ベータ線を放出してバリウム-137(137Ba)となるが、94.4%はバリウム-137m(137mBa、2.6分)を経由する。バリウム-137mからガンマ線が放出される。
体内にとどまる時間が長いために体内被曝が問題となっている。
両セシウムの化学的性質は、体内に入るとカリウムと似ている。体内に入ると筋肉に主につく。約10%はすみやかに排泄され、残りは100日以上滞留する。
体内に摂取した時のベータ線による内部被曝が問題になり
土壌から野菜や穀物・魚を経て人が摂取する経路が重要で、また大気中から葉菜への沈着も問題で。
環境すべてを考慮する必要がある。
ヨウ素は甲状腺 セシウムは筋肉 に留まった場合、
各物質から発するガンマ線やベータ線で甲状腺は組織が破壊され、癌の原因に。筋肉は癌にはならないと言われるが、染色体や遺伝子に影響を及ぼすということ。
それぞれ、留まる期間’半減期)は違う。
ストロンチウムも気をつけなくてはいけない物質であり、どれだけ飛散しているか、関東では比重が重いので遠くまで飛ばないが前提なので、話にあがらないが、半減期が長く、骨に吸着して被曝するという。
今回の検査値はただちにどうなるか・・・は、なりません。それだけの数値ではありません。
一生涯食べても影響はないも言われていますが、
微量の長期間の被曝がどうなるかは、ならないかもしれないし、わかりません。
この野菜1品では基準値を下回っているので、問題ないかと思います。
しかし
今の現状は普通ではなく、土壌などにたまったり、下水場の汚泥に溜まったり、
いろいろなところから、魚などの経口被曝、放射線の影響も受けることもありますので
気にしなければならないと、思います。
まずは、子供たち妊婦さんは影響を多く受けやすいので、
できる限り、気を使ってあげた方がいいのでは、と思います。
ただ、驚くことに、今まで私たちは触れてきたんです。普段なるはずのないものと言われていますが
黄砂で、セシウムがかなりの濃度で観測されています。
放射能では種類は違うけれど、食品に照射したり、薬として使われたり、おどくべき人間の生活に関係しているのです。
いいか悪いかは・・私はそこまでして食品を加工しなくてもいいと思いますが・・。
素晴らしい人間には有害物質を排出する機能があります。
その話は次に・・。
放射性物質に関して、
原子力資料情報室から参考引用させていただきました。
理屈はわかっても、計算・・苦手です。(T_T)